2003/11/23 志免竪坑櫓とまちづくりシンポジウム報告

11/23、盛況の内に終了したシンポジウムを写真とともに振り返ってみたいと思います。
当日の詳細な内容はこちらへ。

会場は130人程度収容できるホールでしたが、立ち見の方もでる程の盛況ぶりでした。

最初の講演者・北海道産業考古学会会長山田大隆氏です。ちなみに手前右側に見えるのは、TNCのテレビカメラ。当日と翌日の二回にわたりシンポジウムの模様が放送されました。

講演者・徳永博文氏によるスライド上映。志免炭鉱のモデルになったといわれる撫順炭鉱竪坑櫓が紹介されました。

パネルディスカッションは五人のパネリストを迎え、それぞれの立場から熱意ある意見を聞くことが出来ました。少々時間不足の感もありましたが、それだけ活発な意見が交わされたということです。

志免竪坑櫓の設計者の方までが参加して頂きました。詳細な話と新事実は会場をどよめかせました。

場所を変えて、こちらは会場一階のポスターセッションです。北海道の炭鉱紹介や各地の保存活動など、見所満載の内容でした。

炭鉱に関する写真展示です。当時としては非常に珍しい坑内の写真も展示されました。

最後にこの一枚。地元・志免中央小学校の皆さんが作った“未来の志免町”です。ポイントは中央上右側。ちゃんと竪坑櫓が残されています。聞くところに拠ると、美術の時間などで必ず竪坑櫓は対象になるとのこと。地元の中では当たり前の様に愛されている建造物であることが、改めて確認できました。